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わき目も振らず一筋の道を一生懸命歩くことが楽しい人生をもたらしてくれます。 一筋とは一途に似ていますが少しだけニュアンスが違います。 人生一筋の道一筋一筋というのは細長く一本に続くものの事を言います。また、そのことに心を集中するさまを表します。 人生は人が経験したり学習していく時間経過を集めたものを言いますが、時間はその時々であり、決して再度訪れることはありません。 ですからその人の人生は一つしかないのです。 生まれてから死ぬまでの間続く時間の上を歩いているようです。 人生は一本の糸のようにつながっており、一筋なのです。 誰の人生もそれぞれ別であり、決して同じではありません。 この人それぞれの一筋の人生を振り返ってみた時、ああ良い人生だったなあ、と思えるならば結構なことです。 幸せな人生だったと言えます。 人生はそのように一筋であることは間違いありませんが、どのような一筋なのかは自分の努力によって変わってきます。 一生懸命に生きてきたならば、ああ良かったと思えることでしょう。 一心に集中して歩いてきた人生なのです。 一途一途と言うのも一筋によく似ていますが、少しだけニュアンスの違うところもあります。一途と言うのは、他の事を考えないでそのことに一心に打ち込むさまの事を言います。 一般に、「一途な思い」とはいいますが、「一筋な思い」はあまり使いません。 一途は集中している現在の状態を示すのに対し、一筋はもっと時間的に長く以前から今もこの先も含めた状態を示します。 一途はその事のみに集中しているのに対し、一筋は他の色々の事をも考えあわせながらそのことに集中していることを示します。 その道一筋の人生その道一筋の人生とは、一つの目標に向かい、色々の困難を乗り越えながら一生懸命生きていく人生です。視野を広く持ち、色々の人との出会いや感謝とか愛とか色々の事を経験し、勉強し、その目標に向かっている人生です。 人の事はお構いなし、喧嘩しようと悪いことをしようと、とにかく一途に目標に向かって進むのと少しだけニュアンスが違うのでお分かりいただけるでしょうか。 自分の好きな道を定め、その目標を変えることなく、一生懸命生きていくこと。これが「人生一筋の道」なのです。 |