|
|
自分の人生は一つしかありません。 年老いて人生を振り返った時、後悔しない人生とするためには少なくとも好きな道を歩むことです。 そうすれば後悔しない人生を楽しむことができます。 後悔しない人生後悔とは辞書を見てみますと、「後悔」とは、おこなってしまったことを後になって「悔やむ」こと。 と言われています。 それでは、「悔やむ」とはどういう意味かを見てみますと 後になって残念に思う。後悔する。反省する。 となっています。 結局、後悔するということは、 自分がおこなってしまったことを後になって残念に思うという意味になります。 次に、後悔しない人生の「人生」とはどういうことかしっかり見ておきましょう。 人生とは人生とは、人がこの世で生きることや、生きている時間、経験、学習などの積み重ねのことをいいます。自分の人生に対する見方や、評価のしかたを人生観と言います。 一般に「人生」という場合、二つの意味があります。 一つは、生きているその時その時の時間を指す意味です。例えば毎日毎日を楽しい人生にする、というような意味です。 もう一つは、人生観としての意味です。例えば、年取ってから自分の人生を振り返ってみたとき、楽しい人生であったなどです。 後悔しない人生とは後悔しるかしないかは、実行した行為を後になって思い返している状態ですから、人生観としての人生を意味していると考えられます。しかし、今現在行っている仕事について、何でこんなことをしなければならないのかと悔やみながら仕事しているという場合もあります。 現在進行形のようにも見えますが、よく考えてみてください。 「何でこんなことをしなければならないのかと悔やみながら」、というのであれば、過去におけることを悔しがっているわけですから、結局その時点における人生観なのです。 現在生きている時間に経験や学習をしている状態だけを言うならば、後悔したり反省したりしているのではありませんから、その時の人生です。 このHPで取り上げようとしているのは、「後悔しない人生」ですから、年老いて振り返っている人生観か、今現在生きながら過去を思っている人生観です。 過去を考えないで、「後悔するとか後悔しない」ということはあり得ません。 長い人生のどの時点で振り返っているかの差があるだけです。 まだ死んではいませんし、生きている状態です。 その時間の中のある時に、後悔しない人生でありたいと願うことです。 もう一度言いますが、仕事真っ盛りの時であろうと、寝たきりになっていようと、過去の人生を振り返った時、「後悔しない人生」でありたいと言うことです。 後悔しない人生とするためにはもうすぐ自分の人生も終わりになるのではないかと思われるような、年老いてから振り返って見る人生として、「後悔しない人生とするためには」どのようにしておけばよいかと言ことが最大の論点です。言い換えれば、若い時とか、まだ人生半ばで現役でバリバリ仕事しているような時に、この先、「後悔しない人生とするためには」どのような生き方をしていけばよいのだろうかと考えるということです。 人生山あり谷ありと昔から言われているとおりです。 失敗することも絶対になく、悲しいことも絶対にない人生を続けられることはまず無いといってよいでしょう。 毎日毎日すべての日を楽しく過ごすことはまず無理でしょう。 そういう短期的な観点からの人生ではなく、もっと長期的に見たときの人生全体について考えてみたいのです。 長期的な観点から見たとき、自分の人生は良かったと思えること、すなわち「後悔しない人生」とするための私なりの考えを述べてみます。 好きな道を歩くこと後悔しない人生とするには第一に好きな道を歩くことです。若いうちに、これからの自分の人生を悔いのないものにするためにはどうしたらよいか考え、決定することが必要です。 そのための答えとして、私は、自分は何が好きなのかを見出すことだと思います。どういう道を歩く人生とするかを決めるときに、「好きな道」を選ぶことです。 好きな道を選び、その好きな道を歩くならば、困難があっても乗り越えることができます。 また、その困難を乗り越えられたことに喜びを感じることができます。 もちろん毎日毎日が楽しいわけではありません。 努力も必要です。忍耐も必要です。 しかし好きな道であれば、壁を乗り越え、「後悔しない人生」を勝ち取ることができます。 もし、本当はこういう道が好きなのだけれども、仕方なく別の道を歩いたとしましょう。 その結果、まずまずの成果が得られ、自己評価として合格点がとれるならばよいのですが、人生の終わりに近づいてきて、自分の人生を振り返って見たとき、「やっぱりこの道ではなく、好きな道にすべきだった」と後悔するのでは遅いわけです。 好きな道を歩いてきたならば、結果がどうであれ、自分としては満足できることが多いのです。 相撲が好きでその道に入り、年取って引退するとき、本人の言葉として「相撲道を歩いてきて本当に良かったと思う」という話をよく耳にしますが、その通りだと思います。 血の出るような努力もされたでしょうし、最後には勝つことができなくなってきたことでしょう。 それでも本人は、好きな道を歩くことができ、本当に良かったと思われるのです。 私は電気という道を選び、一筋に電気設計の道を歩いてきました。 とても充実した人生であり、「後悔しない人生」を過ごすことができたと思っています。 愛と感謝をもって歩くこと好きな道を歩くのが良いと申し上げましたが、それだけではいけません。愛と感謝の心をもって、好きな道を歩くことです。 恋愛で愛する人が現れることも人生を楽しむことができますし、結婚して妻を愛することも大切です。 妻を愛せずして、「後悔しない人生」とすることは私には想像できません。 人を愛すれば心豊かな人生となります。 もし、人を愛せず、憎しみを抱き続けて人生を送ってきたとすれば、けっして「心豊かな人生であった」とは思えないでしょう。 後悔しない人生とするためには、常に人を愛することです。 そうして、感謝の心を常に持つことです。 人は一人で生きてきているのではありません。 私の人生は、確かに私が歩いてきたのですが、常に私を支えてくれ、協力してくれる人がいたのです。その人たちがいなかったり、支えてくれなかったならば、今の自分はあり得なかったでしょう。 感謝の心を直接伝えなくてもその心は自然と伝わるものです。 感謝の心をもって接していれば、仲良くできます。 そうすれば対人関係に悩むこともなく、後悔しない人生とすることができます。 愛と感謝の心をもって、自分の好きな道を歩けば、後悔しない人生とすることができます。 |