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人生は真剣に考えなくてはなりません。 これから生きていく道を若いうちに真剣に考えなくてはなりません。 真剣の意味は字のごとく木刀ではありません。負ければ命を落とすのです。 本当にしっかり考えましょう。 若いうちに真剣に考える真剣とは剣道で言う「真剣」は竹刀や木刀でなく本物の刀です。真の剣です。その真剣勝負で負ければ命を落とすこともあり得ます。 一瞬たりとも油断することは出来ません。全精力を集中しなくてはなりません。 この剣の試合としての真剣勝負の意味から、本当にまじめに取り組むことを「真剣」と言うようになったのです。 本気で取り組むさまを表す言葉です。 真剣と言う言葉の意味は、いい加減にやっておくとか、遊び半分という気持ちではありません。 真剣に考えるというのは、いい加減な気持ちではなく、持てるだけの精神をつぎ込んで真面目に考えるということです。 人生を決める人生とは、人が経験したり学習したりした時間の積み重ねの事を言います。「どのような人生にするか」、と言うことは、どのような経験や学習をしていくかを決めることです。 自分の人生は自分で決めることが出来るのです。 もちろん、自分で決めなくてもそれなりの人生を過ごすことは出来ます。 人生は時間経過によるものなのですから、コントロールしなければ勝手に進みますし、自分でコントロールすればそのようにすることが出来るのです。 一度しかない人生です。後悔しない、楽しい人生にしたいものです。 それには、真剣に考え、自分の望む方向に持って行くことが必要なのです。 真剣に考えれば人生を自分の思う方向に歩くことが出来るのです。 本当に真剣に考えないといけません。 若いうちにその方向を決め、準備にかかる必要があります。 私は、数学の先生と言う人生にするか、電気製品の設計をする人生にするか、真剣に考えました。 高校の時、どの道で人生を歩くべきか真剣に考えたのです。 物理と数学が得意で、電気の物作りが好きでした。 まさに真剣に考え、考えに考えた結果、電気の道と言う人生を歩くことにしました。 その人生とするためには準備が必要です。 電気の大学に入らなくてはなりません。 真剣に勉強しました。土蔵の中に閉じこもって勉強しました。 そうして大学を卒業し、電気の会社に就職することが出来、電気製品の設計と言う道を歩き始めることが出来たのです。 若いうちに、進むべき人生を真剣に考え、そのための準備をすることが大切です。 人生は一筋に歩くこと自分で決めた人生です。そのための準備もしてきました。 どの道に行くべきか真剣に考え、真剣に勉強してきたのです。 とうとう歩き始めました。自分の決めた人生を歩き始めたのです。 でも、楽しい日々ばかりではありません。 思い通りにはならないものです。辛い日もあれば、悲しい時もあります。 苦しい時もあります。 その辛さはありますが、自分の好きな道であり、自分の選んだ道です。 楽しいです。 一つ一つ問題点を解決していく楽しみは言葉では言い表せない嬉しさがあります。 楽しい人生になってきました。 この道を一筋に歩くことが大切です。 辛いから、悲しいからと言って別の道を歩き始めたなら、どの道も中途半端になってしまいます。 自分で決めた好きな道、この道を真剣に歩きとおせば必ず楽しい人生になると私は思います。 |