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会社に就職しようとした場合、将来性を考えねばなりません。 もし株が上場されていればその傾向から推定できますが、自分の好きな仕事ができるかどうかを考えることが大切です。 将来性とは一般に「将来性がある」というのは、将来は発展成長していくであろうという見込みがあることを指します。将来性と言う言葉は、「成長」と言う意味も含んでおり、単に将来どうなるかと意味ではありません。 そのため、「将来性がある」というのは、この先成長していくであろうと言う予測を示しています。 「将来性がない」というのは、この先成長発展は見込まれないという意味になります。 会社に入ることを考えた場合、やはり将来性のある会社、つまりこの先成長発展して行くであろうと見込まれる会社にすることがどちらかと言えばよいことです。 わざわざ、成長性のない会社を選ぶのはよほどの理由がない限りやめた方が良いです。 成長性のあるなしは判断可能か成長性のある会社を選ぶのが良いと言ってもどうすればそれが分かるでしょうか。株を上場している会社なら、株の価格変動を調べてみればおよその見当は付きます。 500円の株が2000円にもなっていれば、多くの人は将来さらに売り上げは伸び、収益も上昇するであろうと考えているわけです。 逆に、50円とか100円程度になっていれば、この会社は間もなく倒産するであろうと多くの人が見込んでいるわけです。 しかし株を上場していない中小企業の場合にはそのような判断はできません。 一つの方法は業種の方向性を見ることです。 例えば、通信関係の株が一般的に高いとか、福祉関係の株が高いなどとわかれば、同じ業種の中小企業もおおまかに言って、その傾向にあることも考えられます。 そうは言いましても、株の価格で見る場合は、長くて2,3年先までの見通しです。 30年、40年先にどのようになるかは株の価格傾向では判断できません。 自分で考えるほかはないと言えます。 例えば、少子高齢化は必ず進むはずだから、その関係の会社なら発展して行くのではないだろうかとか、人材派遣の関係も良いのではなかろうかなどです。 あるいは会社の特異性を調べる方法もあります。特殊な能力を持っており、他社がまねできないであろうということです。そういう会社は大きな発展はわかりませんが、倒産することはまずないと考えられます。 そのように自分で考えるのです。 会社の成長性の有無を確実に予見できる人は居ないと思います。 多分こうではなかろうかまでです。確実ということはできません。 例えば大きな会社でも、東芝やシャープの例のように意外なことも生じるのです。 「成長性のあるなしは判断可能か」ということについては、答えは「確実には分からない」ということになります。 ではどうすればよいのか会社を選ぶとき、成長性のある会社にしたいことはやまやまですが、これを確実に判断することは出来ないと言ってよいでしょう。将来の事は本当言って確実にはわからないのです。 「多分」です。 斜陽の業種とか、明らかに倒産しそうな会社は除外することとして、まあ良いのではないかと思えば候補として挙げるより仕方ありません。 それよりも、大切なことがあります。 将来の成長性以前に考えなくてはならない重要なことがあります。 それは、この先仕事をしていくのに、自分が適している仕事かどうかです。 簡単に言えば、好きな仕事が出来る会社を選ぶことです。 会社の将来性については、運を天に任せるより仕方ありません。 それよりも、自分の好きな道であるかどうかです。 会社に入って仕事を始めれば、過酷な状況になることもあります。 そんな時、好きな道ならば乗り越えることもできますが、嫌々やっている仕事ならまず持ちこたえられません。 好きな道で、困難を乗り越えられた時の喜びは本当に素晴らしいものです。嬉しいです。自分ながら感激します。 将来性のないことが明らかな会社は、いくら好きな道の会社であっても敬遠しましょう。 普通の会社なら、将来性の有無にこだわることなく、自分の好きな道である会社を選びましょう。 人生を楽しむコツです。 |